「散り椿」のことを考えてみた
頭のてっぺんからつま先まで湧きだすような激震に久々に出会った気がした。
享保15年。藩の不正を訴え出たために藩を追われた瓜生新兵衛。追放後も連れ添い続け、病に倒れた妻・篠は、死の床で最期の願いを新兵衛に託す・・・
散り椿の、
独特な雰囲気と才腕は素晴らしいと思いませんか?
評定しているところは、容姿だけではなくにじみ出た気さくな感じもあるのでしょうね。
興味を掴むことが上手いしその所は才能とも言えるかも。
自分もどうやら岡田准一のファンになっていた模様。
作成に関係した何百人もの仕事人の努力があっての岡田准一
話題にされることもない人たちの重要性が輝きだすのです。
終了後の黒い絵の具のようなスクリーンに、こちらの汚れが映し出された。
吸い込まれた映像と共に、黒い世界へ飛んで行きたくなる気分になった。
木村大作は何を言って何に関して訴えたいのか。
その本旨は人によって多様な捉え方がある。
見る側の目が厳しいのか品質が極められたゆえの末路なのか、「満足度」が離れたものになってしまった。
この世界から遠い場所へ手を引いて行こうとする散り椿。
その間は、他の何であっても代えることのできない喜びだった。